iPaaSの新しいカテゴリー「Super iPaaS」をSoftware AGが発表
        

  • 膨大なITインフラを管理するため、新しいインテグレーションプラットフォームが必要
  • Software AGを企業のインテグレーションを支援するベンダーとして再定義
  • iPaaSと「Super iPaaS」の違いはこちら

Software AGはこのたび、iPaaSの新しいカテゴリーとなる「Super iPaaS」を発表し、企業のシステムやデータ連携のインテグレーションを進化させます。これは、大規模に新たなビジネスを展開する企業のニーズに対応するために必要な、新しいカテゴリーのインテグレーションプラットフォームです。この「Super iPaaS」は、急速なデジタル化の拡大の中で、さまざまなシステムやデータ、アプリケーション間の連携に問題が起こらないよう一元管理するためのプラットフォームとなります。昨今のビジネスは課題が多岐にわたっており、1つか2つの関連機能だけを持つ現在のインテグレーションツールでは対応できない、オンプレミスとクラウドの両方に関連する課題やマルチクラウド環境での課題を解決します。

Super iPaaSは、大手企業がITガバナンスを維持し、アジリティと生産性を高めるためのインテグレーションプラットフォームです。これには、Super iPaaSが他の既存のインテグレーションツールと大きく違う、5つの主要なコンポーネントがすべて含まれています。この5つの機能とは以下の通りです。

  1. アプリケーション連携、データ連携、API連携、B2B連携、イベントストリーム連携を提供
  2. 真のクラウドファーストの企業が求める、メインフレームからクラウドまで、ハイブリッドでのエンドツーエンド連携を提供
  3. 各国のデータ主権法を順守したグローバルなインテグレーションの実現と同時に、ガバナンスを確保するための一元管理を提供
  4. プラットフォームのあらゆる面に共通のユーザインタフェースを提供
  5. 生成AIのパワーを活用し、アジリティと生産性向上を提供

Software AGが提供する新しいカテゴリーのSuper iPaaSは、当社のソリューション製品webMethods.ioとStreamSetsがその機能を提供します。

Software AGのCEOであるSanjay Brahmawar(サンジェイ・ブラーマワー)は次のように述べています。 「昨今、どの企業もイノベーションを起こそうとしていますが、実際に起こそうとすると、必ずどこかで課題にぶつかります。今の私たちは、かつてないほどデータと知見情報に依存しており、世界最大手の企業でさえ、企業内のデータの真の価値を引き出すために、社内の古いシステムを使わざるを得ない状況に陥っています。我々はそれを変えるために、他にはない企業内外のインテグレーションのソリューションを提案します。どんな場所でも、どんなアプリ、システム、データでも、あなたの思いどおりに連携できるインテグレーションの未来を切り拓きます。今はまだ、企業はそのような自由を手にしてはいないでしょう。しかし、Super iPaaSがあれば、それが実現できるのです。」

Super iPaaSは、企業が下記の重要な3分野でメリットを得られるよう支援します。

  • 企業が迅速に判断・対応できるようになる: 企業は、テクノロジー環境の変化に迅速に適応し、計画通りに業務を進められるようになります。データとアプリケーション連携を一元管理できるプラットフォームを使えば、シームレスにデータ連携できるため、データに基づいた意思決定を行い、それを即座に実行に移すことができます。チームが望む方法で連携を開発し、クリックひとつでどのクラウドや地域にも展開することが可能です。
  • 企業が生産的になり、より多くのことを実行できるようになる: 一元管理できるインテグレーションプラットフォームを使えば、チームメンバーは新しいことを学習する必要が減り、より多くの業務を連携して実現することができるようになります。アプリケーションを構築し、体験を共有し、それをAPIとして簡単な操作で他のチームや地域に展開できます。ビジネス技術者が、生成AIを使用してワークフローを自動化し、意図せず連携されてしまうようなことが起こらないように、これらを一元管理することができます。
  • 企業がリスク軽減のためにコントロールすることができるようになる: 集中管理と分散実行により、どこでもインテグレーションを実行できるようになります。トランザクションを開始から終了までのエンドツーエンドで可視化するために、連携、API管理、データ連携のパイプラインを一枚のガラスで囲むかのようにしてまとめることで、企業がすべての連携による一連のエクスペリエンスを把握することができます。

◆伊ボンフィリオーリ社(Bonfiglioli S.p.A.)のインテグレーション・アーキテクトであるファビオ・ゾボリ氏のコメント
「弊社は、長い間webMethodsのユーザですが、APIを使用することで効率が向上しただけでなく、顧客向けに数多くの新サービスを展開できるようになりました。しかし、他の多くの企業と同様に、当社のデジタル資産も増大しており、それに伴い、より包括的なインテグレーション戦略とツールの必要性が高まっています。Software AGのビジョンは、当社の長期的な技術目標を本当にサポートしてくれると思います。」

◆米Constellation Research, Inc.社の創設者 兼主席アナリストであるR・Ray・Wang氏のコメント
「今日の(オンプレミス・クラウドの両方でビジネスを行う)ハイブリッド企業は、AIやサイバーセキュリティ、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進によって加速する複雑なインテグレーションに直面しており、何百もの連携ポイントが人間による対応の限界を超えているという課題に直面しています。AIを推進する価値と、連携による処理から顧客エンゲージメントへ移り、顧客応対の内容に応じた関連情報を提供する顧客体験の提供へ、そして、最終的には状況認識やより自律的な環境へと移行するためには、Super iPaaSソリューションという新しいカテゴリーのソリューションが必要だと考えています。この新しいカテゴリーの土壌で活躍する企業になるには、過去、現在、そして今後構築される、あらゆる環境においてもビジネスの回復力を備えることができるよう設計されたプラットフォームを活用することで実現可能だと思います。」

 

Software AG について
ソフトウェア・エー・ジーは、Software AGの日本法人として2000年10月に設立され、20年以上にわたり日本の大手企業へ多数の導入実績を持っています。Software AGは、つながる世界をシンプルに実現するソフトウェア業界のパイオニアです。1969年の創業以来、従業員、パートナー、顧客が期待するエクスペリエンスを企業が提供するのをサポートしています。Software AGのテクノロジーは、アプリケーション、デバイス、データ、クラウドを統合するデジタルバックボーンを構築し、合理的なプロセスを実現し、センサー、デバイス、マシンなどの「モノ」を接続します。これまで10,000社を超える企業のために、迅速にスマートな意思決定を行い真につながる企業の実現をサポートしています。現在、世界70カ国以上で約5,000人の従業員を有し、年間9億5,000万ユーロ超の収益を上げています。Software AGは、ハイブリッド&マルチクラウド連携により、国や地域を超え、IT環境が異なる複雑なビジネスエコシステムにおいて、オンプレからクラウドまでエンドツーエンドの可視化とガバナンスや、世界の大手銀行、政府、企業が信頼するエンタープライズグレードのセキュリティを実現し、50年以上にわたり世界のトップ企業から信頼を得ています。

Software AGは、世界的なテクノロジー投資会社であるSilver Lakeの傘下にあります。詳細については、 www.softwareag.com/jpをご参照ください。また、当社のLinkedIn および X(旧Twitter)のフォローもお願いします。

 

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