2020年、Software AGは、グローバルな多様性(ダイバーシティ)、公平性、包括性の取り組みを開始し、200人以上の従業員がワークショップで経験、アイデア、提案を共有しました。これらのワークショップの成果は、グローバルおよび地域の多様性に関するコンセプトや活動の開発・実施に反映されています。またSoftware AGは、障がい者の雇用を促進する組織「The Valuable 500」構想にも参加しています。さらに、ビジネス文化における多様性の認識、評価、統合を促進する「Charta der Vielfalt」にも署名しております。「Alliance for Chance」の創設メンバーとしてSoftware AGは、人口構成の変動、デジタル化、気候変動によってもたらされる雇用環境の急速な変化に対応するため、さまざまな業界の労働者を支援することを目指しています。さらに、Software AGは、女性リーダーの持続的な育成を目的とした非営利団体「Initiative for Women into Leadership」(IWiL)のメンバーでもあります。Software AG Indiaは、2020年に「Great Place to Work for Women」を受賞し、インドの女性にとって最も優れた雇用先50社の1社に選ばれました。
Software AGのサステナビリティ戦略は、私たちのバリュープロポジション「We Empower, We Enable, We Preserve(私たちは力を与え、可能にし、守ります」に裏打ちされております。私たちのサステナビリティ・ロードマップ2025は、社会にプラスの影響を与えるための具体的な目標と公約を定めています。これには、2022年の純排出量ゼロに向けた明確な削減方針の策定や、お客様自身の持続可能なDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートするという私たちの確固たる決意が含まれています。またSoftware AGは、教育や研究プロジェクトを通じて、人々が最新技術の分野で専門知識を身につけられるよう、効果的に支援することを目標としております。2025年までに、研究プロジェクトの80%以上を国連の持続可能な開発目標(SDGs)と整合させることが重要なポイントになっています。また、教育・研究目的でソフトウェアを無償で提供するために2007年に設立した「大学関係者向けプログラム」は、101カ国の2,000大学を通じて29,000人以上の学生に展開されています。最終的には2025年までに全世界で、合計40,000人の学生にこのプログラムを提供することが目標です。